# 葡萄の品種

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「ワイン用の葡萄って、美味しくないんでしょ?」と、よく聞かれますが、いやいや実は完熟すると生食用の葡萄よりも糖度が高くて味も濃いんです!少し酸味が強かったり、粒が小さくて皮が厚いので食べにくいだけ。糖度、酸味、香りなどの成分が豊富な葡萄だからこそ、良質なワインが出来るんですよ!

黒ぶどう

ヤマソーヴィニヨン
山梨大学がカベルネソーヴィニヨンに山ぶどうを交配して改良した赤ワイン用品種。カベルネソーヴィニヨンの独特の香りと味わいを受け継いでいる。能登の気候風土に最も適した品種です。
マスカットベリーA
日本の葡萄の父とも呼ばれる川上善兵衛によって産み出された国産赤ワイン用品種。完熟すると甘酸のバランスのとれた濃厚な風味を醸し出し、特に果皮の周りに、ポリフェノール類が多く含まれ、独特の美味しさが楽しめる。
メルロー
フランスボルドーを発祥地とする代表的な赤ワイン品種。熟した黒い果実の香りがし、酸味やタンニンは強くなく、芳醇でまろやかなワインになります。

白ぶどう

シャルドネ
世界的に最も名の知られた白ワイン用の品種の一つ。香り高く、キレのよい辛口ワイン。品種そのものの個性は乏しいが、その分造り手の思想が 反映しやすいと言われています。能登では爽やかでエレガントなスタイルに造られます。
ナイヤガラ
北アメリカで誕生した白ブドウ品種です。糖度が高くて甘みも強く、フォクシーフレーバーと言われる特有の芳香があり、生食用としても人気のブドウ。華やかでフルーティーな香りの甘口ワインが造られます。
ソーヴィニヨンブラン
フランス西部を原産地とするブドウで、シャルドネと並ぶ重要な白ワイン品種。青草やハーブのような香りが特徴で、酸味が強くフレッシュ感があります。